気になるところだけ読めます
「6月に入ってから、なんかだるくて動けんのよ」
梅雨の時期、うちのお客様から月に5〜6回は聞く言葉です。
5月まで順調に通えていたのに、6月に入った途端にキャンセルが増える。食事記録も止まる。体重計に乗るのが億劫になる。
これ、あなたの意志が弱いわけじゃありません。
僕は岡田雄磨です。岡山で2021年4月にパーソナルジムFIREFITNESSを開業して、500名以上のお客様を見てきました。毎年6〜7月は同じ現象が起きます。お客様の約3割がこの時期にペースダウンする。でもここで止まる人と、乗り越える人では、秋の体が全然違う。
今日は「梅雨にやる気が出ない」の正体と、雨の日でもダイエットを止めない方法を書きます。
「だるい」の正体は自律神経の混乱
梅雨の体のだるさには、ちゃんと原因があります。
気圧が下がると、体の中で自律神経が混乱を起こす。交感神経と副交感神経のスイッチがうまく切り替わらなくなるんです。
体を流通センターに例えると、わかりやすいかもしれません。
通常なら、朝になるとセンターの照明がついて、スタッフが出勤して、荷物の仕分けが始まる。夜になると照明が落ちて、スタッフが帰って、センターは休息モードに入る。
気圧が不安定な梅雨は、この切り替えがうまくいかない状態。朝なのに照明が暗いまま。スタッフの出勤がバラバラ。昼なのに休息モードのまま動いている。
だから体がだるい。頭が重い。やる気が出ない。食欲も乱れる。
梅雨のだるさは「怠け」ではなく、気圧の変化による自律神経の混乱。体の仕組みとして起きていること。
これに加えて、岡山は車社会です。普段から歩く量が少ない上に、雨が降るとさらに歩かなくなる。運動量が1日あたり1,000〜2,000歩減るだけで、流通センターの稼働率は下がります。荷物が滞留して、むくみや体重増加につながる。
梅雨に体重が増える本当の理由
「梅雨になると太る気がする」——これもよく聞きます。
実際、梅雨の時期に体重が1〜2kg増える方は少なくありません。でもその増加分のほとんどは脂肪じゃない。水分です。
湿度が高いと、体は汗をかきにくくなる。汗をかきにくいということは、体内の水分が出ていかない。さらに気圧の低下でリンパの流れが滞ると、余計な水分が体にたまりやすくなる。
流通センターで言うと、出荷ゲートが半分閉まっている状態。入荷は通常通りなのに、出荷が追いつかないから倉庫に在庫がたまる。
この「在庫」が、むくみです。
「太った」と思って焦って食事を減らす人がいるんですけど、それは逆効果。入荷(食事)を減らしても出荷ゲート(排出機能)が閉まったままだと、センターの稼働がさらに落ちる。
やるべきは、出荷ゲートを開けること。つまり、体を動かして循環を促すこと。
<SummaryCard title="梅雨に体重が増える3つの原因" items={["気圧低下でリンパの流れが滞り、水分がたまりやすくなる", "湿度が高く汗をかきにくいため、水分の排出量が減る", "だるさで活動量が減り、基礎的な循環機能が低下する"]} />
梅雨こそ「軽く動く」が効く理由
「じゃあ梅雨でも頑張ってハードに運動すればいいの?」
違います。
自律神経が乱れている状態でハードな運動をすると、体への負荷が大きすぎて逆効果になることがある。流通センターが混乱しているときに、入荷量を急に増やしたら余計にパンクするのと同じです。
梅雨の時期にFIREFITNESSでやっているのは、むしろ強度を少し落とすこと。
具体的には、セッションの最初にストレッチとモビリティドリルの時間をいつもより長く取ります。関節の動きを丁寧に確認して、体の中の配管が詰まっていないかをチェックする。
それからメインのトレーニングに入るんですが、この時期は「ゆっくり、大きく動く」種目を増やします。チューブを使ったシーテッドローイングや、テンポを落としたスクワット。重さより、正しいフォームで全可動域を使うことを優先する。
梅雨は「追い込む」ではなく「整える」。強度を落としてでも、動き続けることが一番大事。
こうすると何が起きるか。
血流が良くなって、滞留していた水分が動き始める。セッション後に「体が軽くなった」と言ってくれる方が多いのは、筋肉がついたからじゃなくて、循環が改善されたから。
早い人だと、1回のセッション後にむくみが引いて体重が0.5〜1kg落ちることもあります。これは脂肪が減ったわけじゃないけど、「体が動いた」という実感が戻る。その実感が、次の1週間の行動を変えるんですよね。
梅雨のだるさを60分で解消しませんか。完全室内・駐車場完備のパーソナルジムで、雨の日でも手ぶらで来られます。
雨の日でも止めない「3つの小さな習慣」
セッションに来られない日でも、梅雨を乗り切るためにお客様にお伝えしていることが3つあります。
1つ目。朝、コップ1杯の白湯を飲む。
「水分がたまっているなら、水を飲まないほうがいいんじゃないですか?」と聞かれることがあります。逆です。水分を摂ることで体内の循環が促される。特に朝一番の白湯は、休息モードだった流通センターの照明をつけるスイッチのような役割をします。
2つ目。入浴は湯船に10分だけ浸かる。
シャワーで済ませる人が多い時期ですが、湯船に浸かることで体温が上がり、汗をかく機能が回復する。出荷ゲートを開ける作業です。入浴後に軽くストレッチをすると、さらに効果的。
3つ目。食事記録だけは止めない。
カロミルで3日分の食事記録をつけてもらっていますが、梅雨に入ると記録が止まる方が多い。だるくて面倒になるんですよね。でも記録を止めると、無意識に間食が増える。特に湿気が多い日に甘いものが欲しくなるのは、血糖値が不安定になっているサイン。
記録をつけるだけで、それに気づける。食事の内容を変えなくても、「今日は甘いものが多かったな」と自覚するだけで翌日の行動が変わります。
<SummaryCard title="梅雨でも止めない3つの小さな習慣" items={["朝、コップ1杯の白湯を飲む(循環のスイッチを入れる)", "湯船に10分浸かる(汗をかく機能を回復させる)", "食事記録だけは続ける(無意識の間食増加に気づく)"]} />
梅雨に必要なのは「頑張る」ではなく「止めない」。小さな習慣を1つでも続けることが、秋の体を変える。
梅雨を乗り越えた人は、夏に加速する
毎年見ている光景があります。
6月にペースダウンしても、完全に止めなかった人は、7月後半から体が一気に動き出す。梅雨が明けて気圧が安定すると、自律神経の乱れが解消されて、流通センターが通常稼働に戻る。
しかもこの時期は気温が高いから基礎代謝が……と思うかもしれませんが、実は夏は基礎代謝が下がりやすい季節。体温を維持するためのエネルギーが少なくて済むから。
でも梅雨の間に筋肉量を維持できていた人は、焼却炉のサイズが変わっていない。気圧が安定して流通センターが通常稼働に戻ったとき、焼却炉がフルで回り始める。
逆に、梅雨の2ヶ月間を完全に休んでしまった人は、筋肉量が落ちている。焼却炉が縮小してしまっている。夏に再開しても、まず焼却炉を作り直すところからになる。
つまり、梅雨をどう過ごすかで夏以降の3〜4ヶ月が決まるんです。
👤40代女性・事務職
「去年の梅雨は完全にサボって、夏に焦って再開したけど全然体が動かんかった。今年は週1だけは続けようと決めて来とるんよ」
うちで見ていて一番多いパターンは、週1のセッションだけは維持して、自主トレや食事記録は「できる範囲で」にする方法。完璧を求めない。60点でいい。
3軸診断の「継続軸」で一番重要なのは、ここなんですよね。100点を1ヶ月続けるより、60点を6ヶ月続けるほうが、体は変わる。
梅雨の2ヶ月を「60点で乗り切った人」が、夏以降に加速する。
「梅雨で止まってしまった」方も大丈夫。今の状態を3軸診断で確認して、再スタートしませんか。
岡山の梅雨をパーソナルジムで乗り切る
正直に言います。
梅雨の時期に一人でモチベーションを維持するのは、かなり難しい。雨の中、ジムに行くのが面倒。家で動画を見ながら筋トレしようと思っても、だるくてソファから起き上がれない。
これは意志の問題じゃなくて、環境の問題です。
だからパーソナルジムの「予約」が効くんです。
予約が入っているから行く。トレーナーが待っているから行く。「今日はだるいんですけど」と言えば、それに合わせた強度でメニューを組んでもらえる。
FIREFITNESSは完全室内で駐車場完備。雨の日でも車で来て、濡れずにセッションを受けて、帰れます。岡山は車社会ですから、この「濡れない動線」が地味に大事なんですよね。
うちの82%は運動歴ゼロから始めています。梅雨の時期から始めても全く問題ありません。むしろ、梅雨のだるさを解消することが最初の成功体験になって、「体を動かすと楽になる」という感覚を掴める。
3軸全部がダメな人は、ほとんどいません。だいたい1〜2箇所に原因が集中しています。梅雨のだるさも、体のどこかに原因がある。それを一緒に見つけるところから始めましょう。
夏に向けて今から始めたい方はこちら。
「夏までに痩せたい」は間に合うのか
5月から始める人が知っておくべきこと
記事を読む →週1の通い方で本当に体が変わるのか気になる方はこちら。
パーソナルジム 週1 効果
「週1で変わるんですか?」に500名見てきたトレーナーが答えます
記事を読む →
この記事を書いた人
岡田 雄磨
FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。
プロフィールを見る →
