「食事も整えた、筋トレも始めた、睡眠も取ってる。なのに、なんか変わらない」
こういう人、たまにいます。
全部やってるのに効果が薄い。原因はだいたい、ある場所を見落としているからです。
「流通センター」の話がまだの方は、先にこちらを。
食事制限しても痩せないのはなぜ?
体を「流通センター」で考えると全部つながる
記事を読む →流通センターの裏手にある「町」

腸内細菌タウン
流通センターの裏手に、「荷受けターミナル」という施設があります。
すべてのトラック(食事)は、まずここで検品・仕分けされてからセンター内に入る。
この荷受けターミナルの中に、「腸内細菌タウン」という小さな町があります。
住民は100兆人。ここの治安が、センター全体の運営を左右するんです。
3つの住民
善玉市民(乳酸菌・ビフィズス菌)
まじめに働く優良住民。荷物の仕分けが丁寧で、しかも「光るエネルギー(短鎖脂肪酸)」という特殊な資材を生産してくれます。
悪玉ギャング(有害菌)
荷物を腐らせて有毒ガスを発生させるやつら。増えすぎると、荷受けターミナルの壁に穴を開けて、本来通さないはずの荷物がセンター内に漏れ出す(リーキーガット)。
日和見族
町の70%を占める最大勢力。思想がない。
善玉が多ければ善玉の仲間になり、悪玉が多ければギャングの仲間入りする。
つまり、善玉市民を増やせば、日和見族が一気に味方になって町の治安が劇的に良くなる。 逆に悪玉ギャングが増えると、70%が敵に回る。
善玉市民のスーパーパワー
善玉市民が作る「光るエネルギー(短鎖脂肪酸)」が、とんでもなく優秀で。
荷受けターミナルの壁を補修する建設資材になる
支配人(インスリン)を穏やかにさせる(血糖値が安定する)
脂肪倉庫に「燃やせ」信号を送る(脂肪燃焼が促進する)
本社(脳)に「気分良好!」と報告する(メンタルが安定する)
逆に悪玉ギャングが増えるとどうなるか。
有毒ガス(アンモニア、硫化水素)が充満して、壁に穴が開き、支配人が凶暴化し、本社に「不調だ!」と誤報が飛ぶ。
全身に炎症アラームが鳴り続ける状態になります。
腸と脳は直通回線でつながっている

腸と脳が迷走神経でつながっている
ここが面白いんですけど、腸内細菌タウンと本社(脳)は直通回線(迷走神経)でつながっています。
幸福ホルモンと呼ばれるセロトニンの90%は腸で作られているんです。
腸内環境が悪い → セロトニン不足 → イライラ → 社長秘書(ドーパミン)の暴走 → 夜中のドカ食い
このループが起きてる人、結構多いです。
善玉市民を増やす3ステップ
援軍を送り込む(乳酸菌):ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌、ぬか漬け
給食を届ける(水溶性食物繊維):海藻、オートミール、大麦、果物
道路を整備する(不溶性食物繊維):野菜、きのこ、玄米、豆類
乳酸菌だけ送っても、食料がなければ援軍は撤退します。
食物繊維だけ届けても、食べる住民が少なければ意味がない。
両方セットで届けて初めて、町が活性化する。
荷受けターミナルの治安チェック
自分の腸内環境が良いか悪いか、簡単にチェックする方法があります。
便の状態を見る。
バナナ型で黄土色〜茶色、においがきつくない。これが善玉市民が優勢な証拠です。
コロコロ便、下痢気味、においがきつい。これは悪玉ギャングが増えてるサイン。
あと、こんな症状がある人も荷受けターミナルの治安を疑ったほうがいいです。
肌荒れ・吹き出物が出やすい
疲れが取れにくい
甘いものが異常に食べたくなる
イライラしやすい
全部「腸とは関係なさそう」に見えるでしょ?
でも、荷受けターミナルの治安が悪いと、全身にアラームが鳴り続ける。その結果がこれなんです。
腸内環境は「すべての改革の土台」。 筋トレしても栄養が吸収されなければ筋肉は作れない。食事を整えても腸内環境が悪ければ脂肪は燃えにくい。荷受けターミナルの治安を整えることが、実は最初の一歩です。
まずは2週間、試してみませんか
善玉市民を増やす3ステップ、難しいことは何もないです。
朝に納豆かヨーグルトを1品追加する。昼に味噌汁をつける。夜にきのこか海藻を一品足す。
これを2週間続けてみてください。
便の状態が変わってきたら、荷受けターミナルの治安が改善し始めている証拠です。
それでも変化を感じない場合は、荷受けターミナルだけの問題じゃないかもしれません。
流通センター全体の点検が必要かもしれない。
うちでは最初の60分で、3軸+荷受けターミナルの点検をしています。
どこがズレてるのか、一度確認してみませんか?

この記事を書いた人
岡田 雄磨
FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。
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