パーソナルジムの食事指導って何するの?|「食べるな」と言わないジムの食事改善の中身
ダイエット

パーソナルジムの食事指導って何するの?|「食べるな」と言わないジムの食事改善の中身

岡田 雄磨
岡田 雄磨
2026-06-167分
気になるところだけ読めます

「食事指導って、具体的に何するんですか?」

体験に来られる方の8割くらいが、この質問をされます。

そして、だいたいこう続くんです。

👤40代女性・デスクワーク

食事制限がキツいんじゃないかと思って、ちょっと怖いんよ

気持ち、すごくわかります。

「パーソナルジム 食事指導」で調べると、ささみとブロッコリーの写真とか、厳しいカロリー制限の話がずらっと出てきますよね。

でも、FIRE FITNESSの食事指導は、食べるものを「減らす」指導ではないんです。

食べるものを「選ぶ力」をつける指導です。

まず、何をするのか

最初にやることは、ものすごくシンプルです。

「カロミル」というアプリで、今食べているものをそのまま記録してもらいます。

そのままです。「こんなの見せたら怒られるんじゃ…」と思う方もいるんですが、怒りません。まず現状を一緒に見るだけ。

アプリが苦手な方は、LINEで写真を送ってもらうだけでも大丈夫です。

で、記録を見せてもらうと、30代〜50代の方にはかなり共通したパターンが見えてきます。

脂質が多い。糖質を減らして「ちゃんとやってる気」になっている。でもタンパク質が圧倒的に足りていない。

特に女性は、タンパク質の不足が目立ちます。そして朝食を抜いている方が、めちゃくちゃ多い。

ここで「タンパク質を摂りなさい」「朝食を食べなさい」と言うのは簡単なんですが、それだと続かないんですよね。

なぜ続かないのか。「なぜそうした方がいいのか」が腑に落ちていないからです。

体は「流通センター」だと思ってください

僕がよくお客様に話すのが、体を流通センターに例える話です。

タンパク質は建築資材、糖質はガソリン。そしてインスリンは、届いた荷物をどこに仕分けるか決める「支配人」です。

朝食を抜くと、始業時間なのに荷物が何も届かない状態になります。流通センターのスタッフは「今日は荷物が少ないぞ、省エネモードだ」と判断して、動きを最小限にする。

その状態で昼にドカッと食べると、トラック10台が同時に到着するようなものです。支配人はパニックになって、仕分けが追いつかず、とりあえず全部倉庫に突っ込む。

この「倉庫」が、体脂肪です。

逆に、朝・昼・夕と定期便で少しずつ届けば、支配人は冷静に仕分けできる。建築資材は筋肉の修繕に、ガソリンは活動のエネルギーに、きちんと届く。

食事制限でカロリーをガッと削るのは、流通センターの燃料そのものを止めるのと同じなんです。短期的には倉庫の在庫(体脂肪)が減るかもしれないけど、センターの機能自体が落ちていく。

だから、カロリーの数字だけを見る食事指導は、僕はやりません。

「もう何やってもダメ」から始まった方の話

実際に通われている40代の女性のケースをお話しします。

👤40代女性・デスクワーク・体脂肪率35%

もう何やってもダメじゃと思うんですけど

食事抜きダイエット、痩身エステ、プロポーションアカデミー、カーブス、YouTubeの筋トレ。全部試して、全部続かなかった。

そう話してくれた方です。

カロミルで食事を記録してもらうと、やはりタンパク質が少なくて脂質が多い。朝食もあったりなかったり。

もう一つ、話を聞いていて見えてきたことがありました。職場でお土産のお菓子を配られて、そこから間食が増えていくパターンです。

ここで「間食をやめてください」とは言いませんでした。

間食の中身を変える提案をしたんです。

努力不足ではなく、方法が合っていなかっただけ。

2週間で体重が動き始めて、3ヶ月で骨格筋量の対体重比率が上がり、体脂肪率が下がり始めました。−5kgの時点で、職場の方に「痩せたね」と言われたそうです。

👤同じ方・3ヶ月目

昔の服がまた履けるようになったんよ。それが一番嬉しかった

数字よりも、こういう変化の方が、本人にとっては大きいんですよね。

「で、何食べたらいいの?」に答えます

ここまで読んで、「理屈はわかったけど、具体的に何食べたらいいの?」と思っていませんか。

僕が実際にお客様におすすめしているものを紹介します。コンビニや外食チェーンで買えるものばかりです。

セブンイレブンなら

「全粒粉チキン&エッグ」— タンパク質32g。正直これは最強です

「砂肝ポン酢」— タンパク質14.3g、脂質たったの0.9g

外食チェーンなら

すき家「旨だしとりそぼろ丼」— タンパク質30.2g、脂質6.5g

サブウェイ「チリチキンサンド」— タンパク質20.1g、脂質4.1g

外食やコンビニでもダイエットはできます。大事なのは「何を避けるか」ではなく「何を選ぶか」。この選ぶ力は、一生モノです。

飲み会、どうするか問題

40代の男性から、よく聞かれます。

「付き合いの飲み会があるんですけど、酒やめた方がいいですか?」

僕は、やめろとは言いません。

ただ、一つだけ変えてほしいことがあります。締めのラーメンです。

飲み会のおつまみで言えば、枝豆、冷奴、刺身の赤身、焼き鳥の塩、砂肝。これらを中心に選ぶだけで、だいぶ変わります。

制限ではなく、選択。この考え方ができると、飲み会が「ダイエットの敵」ではなくなるんですよね。

見落とされがちな「水」の話

食事の内容を整えても、意外と盲点になるのが水分です。

以前、手足のしびれが出ていた方がいて、食事を見直す中で水分摂取量を聞いてみたら、明らかに少なかった。

水分摂取を増やしてもらったところ、しびれが改善したんです。

女性の場合、目安は「体重×45−1000ml」。たとえば55kgの方なら、1日あたり約1,475ml。

でも「1日1.5リットル飲んでください」と言われても、ピンとこないですよね。

だから僕は、200mlのコップで「朝3杯、昼3杯、夜2杯」というふうに具体的な杯数に落とし込んで提案しています。

FIRE FITNESSの食事指導のポイント

  • カロミルで現状を「見える化」する
  • カロリー制限ではなく、PFCバランスで考える
  • 「食べちゃダメ」ではなく「何を選ぶか」に変換
  • コンビニ・外食でも実践できる具体策を一緒に考える
  • 水分摂取量もコップ何杯で提案

点ではなく、線を目指す

ダイエットの食事管理って、「今日は我慢できた」「今日はダメだった」と、一日一日の点で見てしまいがちです。

でも僕が見ているのは、線です。

1週間、2週間の流れの中で、選べるものが少しずつ増えていく。その変化こそが、リバウンドしない体をつくっていくんですよね。

食事の記録を見ながら、今の食生活に合った改善ポイントを一緒に探してみませんか?

ここまで読んで、一つ考えてみてほしいことがあります。

今日のお昼ごはん、「何を減らすか」で選びましたか? それとも「何を摂るか」で選びましたか?

もしその違いが気になったなら、一度、自分の食事を誰かと一緒に見てみるのも、悪くないかもしれません。

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岡田 雄磨

この記事を書いた人

岡田 雄磨

FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。

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当ジムのトレーニング・食事指導は、医師の診断や治療に代わるものではありません(医療行為ではありません)。 肩こり・腰痛などの痛みや体の不調が続く場合は、まず専門の医療機関にご相談ください。 通院中の方・持病をお持ちの方は、主治医に運動の可否をご確認のうえご利用ください。 掲載しているお客様の変化は個人の感想・結果であり、効果を保証するものではありません。