気になるところだけ読めます
「食事指導って、具体的に何するんですか?」
体験に来られる方の8割くらいが、この質問をされます。
そして、だいたいこう続くんです。
👤40代女性・デスクワーク
「食事制限がキツいんじゃないかと思って、ちょっと怖いんよ」
気持ち、すごくわかります。
「パーソナルジム 食事指導」で調べると、ささみとブロッコリーの写真とか、厳しいカロリー制限の話がずらっと出てきますよね。
でも、FIRE FITNESSの食事指導は、食べるものを「減らす」指導ではないんです。
食べるものを「選ぶ力」をつける指導です。
まず、何をするのか
最初にやることは、ものすごくシンプルです。
「カロミル」というアプリで、今食べているものをそのまま記録してもらいます。
そのままです。「こんなの見せたら怒られるんじゃ…」と思う方もいるんですが、怒りません。まず現状を一緒に見るだけ。
アプリが苦手な方は、LINEで写真を送ってもらうだけでも大丈夫です。
で、記録を見せてもらうと、30代〜50代の方にはかなり共通したパターンが見えてきます。
脂質が多い。糖質を減らして「ちゃんとやってる気」になっている。でもタンパク質が圧倒的に足りていない。
特に女性は、タンパク質の不足が目立ちます。そして朝食を抜いている方が、めちゃくちゃ多い。
ここで「タンパク質を摂りなさい」「朝食を食べなさい」と言うのは簡単なんですが、それだと続かないんですよね。
なぜ続かないのか。「なぜそうした方がいいのか」が腑に落ちていないからです。
体は「流通センター」だと思ってください
僕がよくお客様に話すのが、体を流通センターに例える話です。
タンパク質は建築資材、糖質はガソリン。そしてインスリンは、届いた荷物をどこに仕分けるか決める「支配人」です。
朝食を抜くと、始業時間なのに荷物が何も届かない状態になります。流通センターのスタッフは「今日は荷物が少ないぞ、省エネモードだ」と判断して、動きを最小限にする。
その状態で昼にドカッと食べると、トラック10台が同時に到着するようなものです。支配人はパニックになって、仕分けが追いつかず、とりあえず全部倉庫に突っ込む。
この「倉庫」が、体脂肪です。
逆に、朝・昼・夕と定期便で少しずつ届けば、支配人は冷静に仕分けできる。建築資材は筋肉の修繕に、ガソリンは活動のエネルギーに、きちんと届く。
食事制限でカロリーをガッと削るのは、流通センターの燃料そのものを止めるのと同じなんです。短期的には倉庫の在庫(体脂肪)が減るかもしれないけど、センターの機能自体が落ちていく。
だから、カロリーの数字だけを見る食事指導は、僕はやりません。
「もう何やってもダメ」から始まった方の話
実際に通われている40代の女性のケースをお話しします。
👤40代女性・デスクワーク・体脂肪率35%
「もう何やってもダメじゃと思うんですけど」
食事抜きダイエット、痩身エステ、プロポーションアカデミー、カーブス、YouTubeの筋トレ。全部試して、全部続かなかった。
そう話してくれた方です。
カロミルで食事を記録してもらうと、やはりタンパク質が少なくて脂質が多い。朝食もあったりなかったり。
もう一つ、話を聞いていて見えてきたことがありました。職場でお土産のお菓子を配られて、そこから間食が増えていくパターンです。
ここで「間食をやめてください」とは言いませんでした。
間食の中身を変える提案をしたんです。
努力不足ではなく、方法が合っていなかっただけ。
2週間で体重が動き始めて、3ヶ月で骨格筋量の対体重比率が上がり、体脂肪率が下がり始めました。−5kgの時点で、職場の方に「痩せたね」と言われたそうです。
👤同じ方・3ヶ月目
「昔の服がまた履けるようになったんよ。それが一番嬉しかった」
数字よりも、こういう変化の方が、本人にとっては大きいんですよね。
「で、何食べたらいいの?」に答えます
ここまで読んで、「理屈はわかったけど、具体的に何食べたらいいの?」と思っていませんか。
僕が実際にお客様におすすめしているものを紹介します。コンビニや外食チェーンで買えるものばかりです。
セブンイレブンなら
「全粒粉チキン&エッグ」— タンパク質32g。正直これは最強です
「砂肝ポン酢」— タンパク質14.3g、脂質たったの0.9g
外食チェーンなら
すき家「旨だしとりそぼろ丼」— タンパク質30.2g、脂質6.5g
サブウェイ「チリチキンサンド」— タンパク質20.1g、脂質4.1g
外食やコンビニでもダイエットはできます。大事なのは「何を避けるか」ではなく「何を選ぶか」。この選ぶ力は、一生モノです。
飲み会、どうするか問題
40代の男性から、よく聞かれます。
「付き合いの飲み会があるんですけど、酒やめた方がいいですか?」
僕は、やめろとは言いません。
ただ、一つだけ変えてほしいことがあります。締めのラーメンです。
飲み会のおつまみで言えば、枝豆、冷奴、刺身の赤身、焼き鳥の塩、砂肝。これらを中心に選ぶだけで、だいぶ変わります。
制限ではなく、選択。この考え方ができると、飲み会が「ダイエットの敵」ではなくなるんですよね。
見落とされがちな「水」の話
食事の内容を整えても、意外と盲点になるのが水分です。
以前、手足のしびれが出ていた方がいて、食事を見直す中で水分摂取量を聞いてみたら、明らかに少なかった。
水分摂取を増やしてもらったところ、しびれが改善したんです。
女性の場合、目安は「体重×45−1000ml」。たとえば55kgの方なら、1日あたり約1,475ml。
でも「1日1.5リットル飲んでください」と言われても、ピンとこないですよね。
だから僕は、200mlのコップで「朝3杯、昼3杯、夜2杯」というふうに具体的な杯数に落とし込んで提案しています。
FIRE FITNESSの食事指導のポイント
- カロミルで現状を「見える化」する
- カロリー制限ではなく、PFCバランスで考える
- 「食べちゃダメ」ではなく「何を選ぶか」に変換
- コンビニ・外食でも実践できる具体策を一緒に考える
- 水分摂取量もコップ何杯で提案
点ではなく、線を目指す
ダイエットの食事管理って、「今日は我慢できた」「今日はダメだった」と、一日一日の点で見てしまいがちです。
でも僕が見ているのは、線です。
1週間、2週間の流れの中で、選べるものが少しずつ増えていく。その変化こそが、リバウンドしない体をつくっていくんですよね。
食事の記録を見ながら、今の食生活に合った改善ポイントを一緒に探してみませんか?
ここまで読んで、一つ考えてみてほしいことがあります。
今日のお昼ごはん、「何を減らすか」で選びましたか? それとも「何を摂るか」で選びましたか?
もしその違いが気になったなら、一度、自分の食事を誰かと一緒に見てみるのも、悪くないかもしれません。

この記事を書いた人
岡田 雄磨
FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。
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