産後 いつから運動|「昔のスーツ戻したい」と言ったママの3ヶ月
産後ダイエット

産後 いつから運動|「昔のスーツ戻したい」と言ったママの3ヶ月

山本 舞香
山本 舞香
2026-04-028分
気になるところだけ読めます

「昔着てたスーツ戻したいんよね」

産後3ヶ月。仕事復帰を控えた彼女がそう言ったとき、目線はずっと鏡の中の自分を見ていました。

美容意識が高くて、妊娠前はスーツをビシッと着こなしていた人。いわゆるバリキャリ。

「整骨院に通ってたんじゃけど、高いし、回数券たくさん買わされるくせに、すぐ戻るんよね」

その言葉が、最初のカウンセリングで一番印象に残っています。

👶

この記事でわかること

  • 産後の体型が「骨盤矯正だけ」では戻りにくい理由
  • 体重よりも先に変わる「体の中身」の話
  • カロリーを減らしすぎるとむしろ戻りが遅くなる仕組み
  • 読了目安:8分|忙しい方は最後の「体重計じゃ見えないもの」だけでもOK

整骨院で「すぐ戻る」の正体

骨盤矯正がダメというわけではないんです。

産後、骨盤は前傾して内側に回旋しやすくなっている。X脚のパターンが出やすい時期。矯正で一時的にアライメントを整えること自体は意味があります。

ただ、「整えた状態を維持する筋力」がないと、生活の中でまた戻ってしまう。

彼女の骨盤も、典型的な前傾+内旋パターンでした。

これは骨盤だけの問題じゃなくて、体幹と骨盤底筋群の弱さが根っこにあるんです。外側から押して整えても、内側の支えがなければ形は崩れる。

彼女自身も、通い続けるうちに「矯正だけじゃ足りんのかも」と気づいていたそうです。

骨盤を整えるだけでは足りない。支える筋力がないと、また元に戻る。

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カロリー、足りてなかった

カウンセリングでCalorimitをお見せして、日々の食事を記録してもらいました。

「これええですね、食べたもんが全部数字になるのわかりやすい」

そう言ってくれたのですが、記録を見て驚いたのは私の方。

1日の摂取カロリーが1,000kcalを切っている日がほとんどでした。

授乳中は普段より300〜500kcalくらい多く消費します。なのにそれだけしか食べていない。

「赤ちゃんのお世話しよったら、自分のごはんが後回しになるんよね」

気持ちはわかります。でも、カロリーが足りなさすぎると体は「省エネモード」に入ってしまう。

筋肉を分解してエネルギーに変えようとする。つまり、食べなさすぎは筋肉を減らして代謝を落としてしまう。

体型を戻したいのに、やっていることが逆方向に進んでいたんです。

食べなさすぎると筋肉が減る。体型を戻すには、むしろ食べることが必要な場合もある。

産後の食事管理と体組成の変化

産後の食事管理と体組成の変化

体重より先に動く数字がある

トレーニングを始めて1ヶ月。体重はほぼ変わりませんでした。

でも、体組成計の数字は動き始めていた。

「体重どうしても気になっちゃうと思うんですけど、私の数字見てもらうとわかるんですけど、体重変わってないのに、中身の数字どんどん変わっていってるのわかりますか?」

骨格筋量が増えて、体脂肪率が下がっている。

体重は同じでも、体の中身が入れ替わっている途中なんです。

「え、ほんまじゃ。体重しか見てなかった」

このリアクション、産後ママのほぼ全員がします。

体重だけ見ていると「変わってない」と思ってしまう。でも鏡の前に立つと、お尻のラインが少し上がっている。ウエストが少し締まっている。

数字より先に、シルエットが変わり始める。

体重は変わらなくても、骨格筋量と体脂肪率は動いている。鏡の変化が先に来る。

👤30代女性・産後3ヶ月

お尻が上がってきたんよね。ズボン履いたときのシルエットが全然違う

授乳が終わってからが勝負

授乳中はホルモンバランスの関係で、体脂肪が落ちにくい時期があります。

だから、授乳中のトレーニングは「土台づくり」。骨格筋量を増やして、体脂肪が落ちる準備を整える時期。

断乳・卒乳してホルモンバランスが整ったタイミングで、カロリーを調整していく。

彼女の場合も、授乳中は骨格筋量を増やすことに集中しました。体脂肪率の変化が加速し始めたのは、卒乳後からです。

焦らなくていい。順番がある。

授乳中は筋肉の土台づくり。体脂肪が落ちやすくなるのは卒乳してから。

個室だから、泣いても大丈夫

産後ママがパーソナルジムに通うとき、一番気にするのは実はトレーニング内容ではなくて。

「赤ちゃんが泣いたらどうしよう」

FIREFITNESSは完全個室です。隣のブースに音が漏れることもないし、他のお客様の目を気にする必要もない。

泣いたら抱っこして、落ち着いたらまた再開する。

「周りを気にしなくていいのが一番ありがたい」

そう言ってくれるママが多い。

実は、トレーニングだけじゃなくて「外に出て、大人と会話できる時間」がママにとっては大きいんです。育児中は赤ちゃんとの時間が24時間。誰かと話す機会が激減する。

週1回、1時間だけ。自分の体と向き合う時間がある。それだけで気持ちが全然違う、と。

個室のメリットは静かさじゃなくて、「気を遣わなくていい安心感」。

子連れOKの個室パーソナルジム

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子連れでの体験も歓迎です。赤ちゃんと一緒に、まず60分試してみませんか?

整骨院と「併用する」人もいる

ちなみに、整骨院を完全にやめてうちに来る人ばかりではなくて。

トレーニングはFIREFITNESSで、骨盤矯正は月1で整骨院、というハイブリッドの人もいます。

それでいいと思うんです。大事なのは「矯正で整えた状態を、筋力で維持できる体を作る」こと。

整骨院かジムか、どっちかに決める必要はない。両方を使い分けている人が、結果的に変化が早い印象はあります。

整骨院かジムかの二択じゃない。併用して「整える+支える」が一番効率がいい。

体重計じゃ見えないもの

3ヶ月後。

彼女は昔のスーツを着て、職場に復帰しました。

体重は妊娠前と比べてまだ2kg多いそうです。

でも、「スーツのシルエットは前より好き」と言ってくれた。

骨格筋量が増えた分、体重は少し重い。でもウエストは細くなって、ヒップラインが上がっている。

体重計の数字だけが正解じゃない。

産後の体に必要なのは「減らすこと」じゃなくて「入れ替えること」なのかもしれません。

体重だけを気にして、自分の変化に気づけていないとしたら。

それは、もったいなくないですか?

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山本 舞香

FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。

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