気になるところだけ読めます
「体験に行ったら、何を聞かれるんですか?」
体験予約の前に、こう聞かれることがあります。
わかります。初めての場所で、何を聞かれるかわからないのは不安ですよね。
僕は岡田雄磨です。岡山でパーソナルジムFIREFITNESSを2021年4月に開業して、500名以上のお客様と向き合ってきました。
先に答えを言います。
体験カウンセリングで必ず聞く質問は3つだけです。 そしてこの3つの質問を通して、ご本人が「自分は本当は何がしたいのか」に気づく瞬間があります。
この記事では、体験で何を聞かれるのか、なぜその質問をするのか、そしてその質問の先に何があるのかをお伝えします。
この記事でわかること
- 体験カウンセリングで必ず聞かれる3つの質問
- なぜその順番で聞くのか(質問の裏にある意図)
- 3つの質問で目標が明確になった実例
- 体験前に準備しておくといいこと
体験カウンセリングで必ず聞く3つの質問
体験に来ていただいたら、まずカウンセリングから始めます。
ここで必ず聞く質問が3つあります。順番通りに書きますね。
1つ目:「目的は何ですか?」
ダイエットなのか、筋力をつけたいのか、健康維持なのか、体の動きを良くしたいのか。
もし複数あるなら、優先順位はどうか。
これを最初に聞きます。
2つ目:「今の状態になるまでの経緯(ヒストリー)を教えてください」
体重の推移でも、運動習慣の変化でも、体の不調の経緯でも構いません。
例えば「3年前は何kgだったけど、今はこういう理由で何kgになっている」とか、「この時期まではこういう運動をしていたけど、今はやめてしまっている」とか。
過去から現在までの流れを聞きます。
3つ目:「具体的に何ができたら達成ですか?」
「体重が何kg減ったら」でもいいですし、「座敷の席に楽に座れるようになったら」でもいい。
ご自分の言葉で、達成した瞬間を教えてください。
この3つです。
3つの質問は、「やりたいこと」を引き出すための順番になっている。
なぜこの順番で聞くのか
この3つの質問には、明確な意図があります。
1つ目の「目的」は、スタート地点を知るため。
ダイエット、筋力増強、健康促進、運動機能の向上。どれを優先するかで、アプローチは全く変わります。
でも、最初に聞いただけでは「本当にやりたいこと」は見えないことが多いんです。
だから2つ目に進みます。
2つ目の「ヒストリー」は、心理状態を理解するため。
例えばダイエット目的で来た方でも、ヒストリーを聞くと「3年前から少しずつ体重が増えている」人と「ずっと変わらず60kgのまま」の人では、心理状態が違います。
前者は焦りがあって、後者は「このままでいいのか」という不安がある。
ヒストリーを話してもらうことで、お客様自身も自分の過去を振り返ることになる。すると、自分が何に悩んでいるのかが整理されていくんです。
3つ目の「具体的な達成イメージ」は、本質を言語化するため。
1つ目と2つ目を経て、ここで初めて「自分は本当は何がしたいのか」が見えてきます。
最初は「ダイエット」としか言っていなかった人が、ヒストリーを振り返った後に「昔のスカートが入るようになりたい」と具体的な言葉で言えるようになる。
最初は「体の不調を改善したい」としか言っていなかった人が、「座敷の席で立ったり座ったりするのが楽になりたい」と、日常の具体的な場面で言えるようになる。
これが、3つの質問の流れです。
体験で何を聞かれるか、もう不安はないですよね。公式LINEから「体験希望」とメッセージを送ってください。60分のカウンセリング+トレーニング体験で、目標を一緒に見つけます。
実例:3つの質問で「日常生活で痛いと思う瞬間をゼロにする」が見えた50代女性
具体的な例をお伝えします。
50代の女性の方が体験に来られました。
最初の目的は「体のあちこちが痛い」でした。
ここで2つ目の質問に進みます。「今の状態になるまでの経緯を教えてください」。
ヒストリーを聞いていくと、こんな流れが見えてきました。
まず股関節が痛くなった。その後、背中や腰も痛くなってきた。
座敷の席に座るのがしんどい。方向転換もつらい。
ヒストリーを話してもらっている間に、お客様自身も「あ、そういえば最初は股関節だったな」と思い出していく。
そして3つ目の質問です。「具体的に何ができたら達成ですか?」
ここでこの方が言ったのは、「日常生活で痛いと思う瞬間をゼロにしたい」という言葉でした。
これが、この方の本当の目標だったんです。
最初は「体の不調」というぼんやりした言葉だったのが、3つの質問を通して、具体的な日常の場面で言語化できるようになった。
「痛い」という漠然とした悩みが、「座敷に座れる・方向転換ができる」という具体的な目標に変わる。
そこで僕らが提案したのは、以下の3つのアプローチでした。
股関節のモビリティ向上トレーニング(可動域を広げる)
腰椎・脊柱のモビリティ向上(背骨の動きをスムーズにする)
キネティックチェーン強化(体の連動性を高める筋トレ)
結果、6回目のセッション(約1ヶ月半後)で「座敷に座れるようになってきた」と実感されました。
👤50代女性
「最初は漠然と『痛い』としか言えんかったけど、話しよるうちに、自分が本当に何をしたいのかがわかったんよ。座敷に座りたかったんよね」
もしこの方に最初から「3ヶ月必要です」と言っていたらどうなっていたか。
たぶん「3ヶ月も通わないとダメなの?」って、目標そのものを諦めてしまっていたかもしれない。
でも3つの質問で目標が明確になったから、2ヶ月で始めて、6回目で変化を実感して、今も続けてくださっています。
3つの質問の前に「これを聞いたら嫌がられる」NGワードがある
逆に、体験カウンセリングで「これを言うと体験後に来なくなる」NGワードもあります。
それは、最初から長期契約の話をすることです。
「半年や1年など長いスパンでやらないと、その目的は達成されません」
これを最初に言ってしまうと、お客様の目線が「長期契約できるかどうか」にズレてしまう。
本来なら「自分は何がしたいのか」を考える時間なのに、「半年も通えるだろうか」という不安に変わってしまう。
だから僕は、体験カウンセリングで長期契約の話を先にしません。
まずは3つの質問で目標を明確にして、その目標に合わせて期間を提案する。
目標が2ヶ月で達成できるなら、2ヶ月で提案する。
半年かかるなら、半年で提案する。
お客様の目標が先。契約期間は後。
これが、僕らのカウンセリングの順番です。
長期契約を先に言うと、お客様の本当の目標が埋もれてしまう。
「長期契約が不安」という方も安心してください。FIREFITNESSでは、目標に合わせた期間を一緒に決めます。
体験前に準備しておくといいこと
「体験に行く前に、何か準備しておいた方がいいですか?」
これもよく聞かれます。
正直、事前の準備は要りません。
でも、もし時間があれば、以下の3つを少しだけ考えてみてください。
1. 今、一番気になっていることは何か?
体重?体脂肪率?体の痛み?疲れやすさ?
優先順位をつけなくてもいいので、「今気になっていること」をメモしておくと、カウンセリングがスムーズです。
2. 過去にどんなダイエットや運動をしたか?
ジムに通っていた?食事制限をしていた?YouTube見て筋トレしていた?
それがいつ頃で、どのくらい続いたか。
これもメモしておくと、ヒストリーを話すときに思い出しやすいです。
3. 「こうなったらいいな」と思う具体的な場面
体重の数字でもいいし、「昔の服が入る」でもいいし、「階段を登っても息切れしない」でもいい。
「達成した」と感じる瞬間を、ぼんやりでいいので想像してみてください。
この3つを考えておくと、カウンセリングで3つの質問に答えやすくなります。
でも繰り返しますが、準備してなくても全く問題ないです。カウンセリングの中で一緒に整理していきますから。
体験前に考えておくと良いこと(任意)
- 今一番気になっていること
- 過去にやったダイエット・運動の経験
- 達成した瞬間の具体的なイメージ
「正直に話していいんだ」と思える瞬間
体験カウンセリングをしていて、お客様の表情が変わる瞬間があります。
それは、ヒストリーを話している途中です。
最初は緊張していて、「うまく答えないと」と思っている。
でもヒストリーを聞いていくうちに、「あ、ここでは正直に話していいんだ」って気づく瞬間がある。
「実は前のジムで挫折しました」
「YouTubeの筋トレ、3日で続かなくなりました」
「食事制限、全然守れませんでした」
そういう「失敗」を話してくれるようになる。
そして僕は、それを「失敗」だとは思っていません。
前のジムで挫折したのは、その方法が合っていなかっただけ。
YouTubeが続かなかったのは、やり方がわからなかったから。
食事制限が守れなかったのは、無理な制限だったから。
全部、環境や方法が合っていなかっただけなんです。
意志が弱かったわけじゃない。
3つの質問を通して、「自分に合った目標」を見つけて、「自分に合った方法」でスタートすればいい。
それが、FIREFITNESSの体験カウンセリングです。
過去の挫折は失敗じゃなく、「合わなかった」だけ。合う方法を一緒に見つけるのが体験の目的。
体験カウンセリングのその後:トレーニング体験で「これならできそう」を確認する
カウンセリングで目標が明確になったら、次はトレーニング体験に進みます。
ここでやるのは、ハードに追い込むことじゃありません。
「これなら自分にもできそう」と思ってもらうことです。
500名以上見てきた中で、運動が初めての方がほとんどです。
だから最初から重いバーベルを持ってもらうことはしません。
自分の体重を使ったスクワット、軽いダンベルを使ったトレーニング、姿勢のチェック。
体験の段階では、50%くらいの強度に抑えます。
なぜかというと、初回で追い込みすぎて翌日の筋肉痛がひどくなると、「もう無理」と思ってしまうから。
実際、最初の頃に初回で追い込みすぎて、次に来てもらえなかった経験があります。
それ以降、体験では「これならできそう」と思ってもらうことを最優先にしています。
トレーニング体験が終わったら、もう一度カウンセリングに戻ります。
ここで、目標を達成するために必要な期間と頻度を提案します。
週1でいいのか、週2が必要なのか。2ヶ月でいいのか、3ヶ月必要なのか。
目標と生活リズムに合わせて、一緒に決めます。
👤40代女性・デスクワーク
「体験で追い込まれるかと思ったら、全然そんなことなくて。『これならできそう』って思えたんよ」
体験に来るだけで、見えてくるものがある
最後に、正直なことを書きます。
体験に来ても、その場で入会を決めなくていいです。
「一度考えます」でも全然構いません。
でも、体験に来るだけで見えてくるものがあります。
自分が本当は何をしたいのか。
過去にうまくいかなかった理由は何だったのか。
これから何をすれば変われるのか。
3つの質問を通して、これらが少しずつクリアになっていく。
それだけでも、体験に来る価値はあると思っています。
もし今、「パーソナルジムに興味はあるけど、体験で何を聞かれるか不安」と思っているなら。
この記事で、その不安が少しでも軽くなっていたら嬉しいです。
体験カウンセリングで聞かれるのは、3つの質問だけ。
そしてその3つの質問の先に、自分だけの目標が見えてきます。
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この記事を書いた人
岡田 雄磨
FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。
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