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# パーソナルジム選びで失敗しない3つのポイント|岡山で500名を見たトレーナーが40代から始める人に伝えたいこと
「前のジムは3ヶ月で行かんくなったんよ」
体験に来てくれた40代の女性がそう言った。聞けば、大手のパーソナルジムに入会したが、週2回のペースを守れず、気づいたら足が遠のいていたという。
「今度こそは続けたいんですけど、また同じになったらどうしようと思って…」
この不安、すごくよくわかる。パーソナルジムって安くない。だからこそ、失敗したくない。でも選び方を間違えると、お金だけ払って結果が出ない、続かないということになる。
岡山で500名以上のお客様を見てきた僕が、40代から初めてパーソナルジムに通う人に「これだけは知っておいてほしい」選び方のポイントを3つお伝えする。
失敗するジムの選び方、よくある3パターン
まず、選び方で失敗するパターンを知っておくと、避けやすくなる。
パターン1:「料金の安さ」だけで選ぶ
安いに越したことはない。でも、安いだけで選ぶと「なぜ安いのか」を見落とす。
例えば、食事指導なし、セッション時間が短い、トレーナーが毎回変わる。こういう理由で安くなっているジムもある。料金だけ見て選んだ結果、「思ってたのと違う」となって辞めるパターンは本当に多い。
パターン2:「週3で来てください」を鵜呑みにする
ジムによっては、最初から週2〜3回を提案してくるところもある。でも、40代から初めて運動を始める人が週3回通うのって、かなりハードル高い。
仕事がある、家族がいる、体力的にもまだ慣れてない。そんな状態で週3回のペースを守ろうとすると、無理が来る。無理が来ると、行けなくなる。行けなくなると、罪悪感が出る。罪悪感が出ると、足が遠のく。
この流れで続かなくなる人、めちゃくちゃ多いんです。
パターン3:体験で「何を聞かれるか」を見ない
体験に行ったとき、ジム側が何を聞いてくるかで、そのジムの方針がわかる。
例えば、「何キロ痩せたいですか?」「いつまでに痩せたいですか?」とだけ聞いて、すぐにプランの説明に入るジム。これ、あなたの本当の悩みを聞く気がない。
逆に、「なぜ痩せたいんですか?」「今まで何をやってきて、なぜうまくいかなかったと思いますか?」と掘り下げて聞いてくるジムは、あなたに合った方法を探そうとしている。
体験に行ったら、ジム側が何を聞いてくるかを見てほしい。
FIREFITNESSが体験で必ず聞く3つの質問
うちでは、体験に来てくれた方に必ず3つの質問をする。この順番で聞くのには理由がある。
1つ目:「何のために来ましたか?」
ダイエットなのか、筋力をつけたいのか、体の不具合を治したいのか。
この質問で、あなたが一番大事にしていることの優先順位を聞く。ダイエットが目的でも、実は肩こりや腰痛も抱えている人は多い。どっちを先に解決したいかで、アプローチが変わる。
2つ目:「これまでの経緯を教えてください」
例えば、体重の推移。何年前に何kgだったのが、今はこうなっている。もしくは、運動習慣。こういう時期にはこういう運動していたが、今はこういう理由で運動していない。
ヒストリーを聞くと、あなた自身が「なぜ今うまくいってないのか」に気づくことが多い。
例えば、「30代まではちょっと食事減らせば戻ってたのに、40代から効かなくなった」という人と、「何回もリバウンドを繰り返してきた」という人とでは、アプローチが全く違う。
3つ目:「具体的に何を達成したいですか?」
ここが一番大事。1つ目と2つ目の質問で、あなた自身も過去を振り返ることになる。そうすると、「本質的に自分は何がしたいのか」が見えてくる。
例えば、最初は「体の不具合がいろいろある」という状態で来たお客様がいた。ヒストリーを細かく聞いていくと、股関節がまず痛くなり、その後背中・腰が痛くなってきた。それによって、座敷の席に座るのがしんどい、方向転換がしんどいという日常生活の不便さが出ている。
そこで、「じゃあ具体的に何ができるようになりたいですか?」と聞いたら、本人が「方向転換ができるようになる」「座敷の席に立ったり座ったりが楽になる」「日常生活で痛いと思う瞬間がなくなること」と言語化してくれた。
この言葉が出た時点で、目標が明確になる。うちでは、股関節のモビリティ向上、腰椎・脊柱のモビリティ、筋力トレーニングでこれを改善できると伝えた。結果、3ヶ月契約で入会していただいて、6回目のセッション(約1ヶ月半)で「できるようになってきた」と言ってもらえた。
この流れ、うちの体験では毎回やってる。あなた自身の言葉で目標を言語化してもらうことで、続ける理由が明確になる。
3軸診断で「続けられない原因」を最初に特定する
ジムに通っても続かない理由って、だいたい決まってる。
食事のどこかがズレてる
姿勢の問題で効果が出ない
ペースが合ってない
うちでは、この3つを「食事軸」「姿勢軸」「継続軸」として診断する。3軸診断と呼んでる。
食事軸:カロリーじゃなくてPFCバランスを見る
「食事は気をつけてます」と言う人のカロミル(食事記録アプリ)を見ると、だいたいタンパク質が足りてない。そして脂質が多い。
糖質を減らして「減らした気」になってるけど、実は脂質で帳消しになってる。この状態で運動しても、思ったより体重が落ちない。
姿勢軸:配管がねじれてたら荷物が届かない
流通センターの比喩で説明しよう。流通センターには、荷物(栄養)を各部署に届ける配管(血管・神経)がある。
反り腰って、簡単に言うと腰が反りすぎてお腹の力が抜けてる状態。お腹に力が入らないから、どれだけ腹筋しても効かない。食事を頑張っても、お腹周りだけ変わらない人はこれが原因のことが結構多い。
継続軸:週3じゃなくて週1から始める理由
「週3で来てください」と言うと、だいたい来なくなる。僕の経験則だ。
3回以上失敗してる人には週1から始める。週1でも来てくれることで、残りの6日の生活意識が変わる。それが一番大きい。
実際、うちのお客様で、週1で半年通って変わった人はたくさんいる。週1から始めて、体が慣れてきたら本人が「週2にしたい」と言い出す。そのタイミングで増やす方が、無理なく続く。
5kg減量で家族が興味を持つ
これ、うちで結構あるパターンなんだけど、お客様が5kg減量に成功したあたりで、家族が気づく。
「どんな食事してるの?」「どんな運動してるの?」
家で話すうちに、家族が興味を持って体験に来る。そして、夫婦、親子で通い始めるパターン。
目標は10kg減量だったけど、5kg成功した時点で家族が気づいて、家族も体験を受けて契約。これ、2店舗目(伊福町)で特に多い。
なんでかというと、生活習慣が変わった姿を家族が毎日見てるから。食卓に並ぶ食事が変わる、コンビニで買ってくるものが変わる、休日の過ごし方が変わる。それを見て「自分も変わりたい」と思うんだと思う。
長期で考えてくれるジムを選ぶ
うちでは、年単位のライフスタイル設計を最初に提案する。
例えば、「今年の前半はダイエット頑張る、後半は維持する、来年は筋力つける」みたいな感じ。2ヶ月で-5kgを目指す短期集中ジムとは、ここが全然違う。
短期で痩せても、リバウンドしたら意味がない。点ではなく、線を目指す。
だから、うちは「卒業」がゴールなんです。自分でジムに行った時に再現できるように教える。神経系の強化とキューイングを設計して、自分でフォームを修正できる状態にする。
卒業までの期間は、早い人で3ヶ月、長い人で2〜3年。卒業した人の7割は、半年くらい自分でやった後に「やっぱり定期的に見てほしい」と戻ってくる。それはそれでOK。自分でできる力がついた上で、月1〜2回フィードバックをもらう。そういう使い方が一番理想的だと思ってる。
選び方で迷ったら、この3つを確認してほしい
40代からパーソナルジムを選ぶなら、この3つを確認してください。
1. 体験で「あなたの話」を聞いてくれるか
ジム側のプランを押し付けるのではなく、あなたの目的、ヒストリー、具体的な目標を聞いてくれるか。聞いてくれるジムは、あなたに合った方法を探そうとしている。
2. 「週3で来てください」と言わないか
週1から始める選択肢があるか。あなたの生活に合わせてペースを提案してくれるか。週3を前提にされたら、それは継続軸が無視されてる。
3. 「卒業」の話をしてくれるか
ずっと通い続けることを前提にするのではなく、自分でできるようになることをゴールにしてくれるか。卒業の話をしてくれるジムは、あなたの自立を考えている。
あなたにとって「合う」ジムはどこですか?
パーソナルジムが高いかどうかは、何と比べるかだと思います。
自己流で半年やって変わらなかった時間と、プロに教わって3ヶ月で変わるのと。その差に価値を感じるかどうかですよね。
ジム選びで一番大事なのは、「あなたに合ってるかどうか」。料金も、立地も、トレーナーの資格も大事だけど、一番大事なのは「続けられる仕組みがあるか」。
もし、前のジムで続かなかったことがあるなら、それはあなたの意志が弱いからじゃない。方法が合わなかっただけ。
うちのやり方が合うかどうかは、体験に来てみないとわからない。でも、体験に来たときに、上の3つを確認してみてください。
あなたの話を聞いてくれるか。週1から始める選択肢があるか。卒業の話をしてくれるか。
それがあれば、今度こそ続く。続けば、体は変わる。

この記事を書いた人
岡田 雄磨
FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。
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