気になるところだけ読めます
| # 体験に来てくれた方に必ず聞く3つの質問 | FIREFITNESSのカウンセリングで「それだ!」と納得してもらうまで |
|---|
「何ヶ月くらい通えば卒業できますか?」その前に、まず聞きたいこと。
体験に来られる方のほとんどが、最初にこう聞いてきます。
「何ヶ月くらい通えば卒業できますか?」
わかります。その不安。
これまで何度もダイエットに挑戦してきた人ほど、「また続かないかもしれない」が先に来る。
でも僕は、その質問にすぐ答えません。
というより、答えられない。
なぜなら、「何ヶ月で卒業できるか」は、その人が何を達成したいかで全然違うからです。
体重を5kg落としたい人と、肩こりをなんとかしたい人と、股関節の痛みを改善したい人。
全員同じ期間で済むわけがない。
だから僕は、体験当日のカウンセリングで必ず3つの質問をします。
この3つを聞くことで、その人が「本当に達成したいこと」が見えてくる。
今日は、その3つの質問と、実際にこの質問で「それだ!」と納得して入会され、1ヶ月半で痛みが改善した方の話を書きます。
1つ目の質問:「何のために来てくれたんですか?」
まず最初に聞くのはこれです。
「今日、体験に来てくれた目的を教えてください」
ダイエットなのか、筋肉をつけたいのか、体の不具合を直したいのか、運動習慣をつけたいのか。
大きく分けるとこの4つに分かれます。
ここで大事なのは、「本当にやりたいこと」を予測すること。
「ダイエット」と答えた人でも、本当の目的は「昔の服を着たい」だったり、「入園式で恥ずかしくない体型になりたい」だったりする。
「運動習慣」と答えた人でも、実は「親の介護を見て、自分はああなりたくないと思った」が本音だったりする。
だから1つ目の質問で、まず大枠を聞く。
そこから本音を探っていく。
2つ目の質問:「いつから、どういう経緯でそうなったんですか?」
1つ目で目的を聞いたら、次はヒストリーを聞きます。
「体重の推移を教えてください。何年前に何kgだったのが、今はどういう経緯で何kgになってますか?」
「股関節の痛み、いつから始まりましたか? その後、他の部位にも痛みが出ましたか?」
ヒストリーを聞くと、その人の心理状態が分析できるんです。
たとえば、「40代になってから急に太った」と言う人と、「学生時代からずっと太ってた」と言う人では、アプローチが全然違う。
「3年前から肩が上がりにくくなって、今はこういう状態」と時系列で話してくれる人は、自分の体の変化をちゃんと観察してる。
こういう人は、指導したことをちゃんと実践してくれる。
逆に、「とにかく痩せたい」だけで、いつから太ったのか覚えてない人は、日常生活の中で体の変化を意識してない。
だから、まず「意識する」ところから始める必要がある。
ヒストリーを聞くことで、その人のスタート地点が見える。
3つ目の質問:「具体的に、何ができるようになりたいですか?」
1つ目で目的を聞いて、2つ目でヒストリーを聞くと、お客様も自分の過去を振り返って「そういえば、自分は何がしたかったんだっけ?」と考え始めます。
そのタイミングで、3つ目の質問をします。
「具体的に、何ができるようになりたいですか?」
「何ヶ月後に、こうなってたら嬉しいですか?」
ここで大事なのは、お客様自身の言葉で言語化してもらうこと。
「右肩の上がりが悪いので、洗濯物を干すときに痛くならないようにしたい」
「座敷の席に座るとき、立ち上がるときに痛くならないようにしたい」
「入園式で、去年のスーツが入るようになりたい」
こういう具体的な目標に落とし込む。
数字じゃなくて、日常のふとした瞬間で目標を設定する。
これが一番、達成した時の実感がある。
実例:「日常生活で痛いと思う瞬間をなくしたい」
先日、50代の女性が体験に来られました。
最初は「体の不具合がいろいろあって…」という漠然とした言い方でした。
でも、ヒストリーを聞いていくと、こう話してくれました。
「股関節が痛くなって、その後背中と腰も痛くなってきたんよ」
「座敷の席に座るのがしんどい。方向転換がしんどい」
ここまで聞いて、僕はこう聞きました。
「じゃあ、方向転換ができるようになって、座敷の席で立ったり座ったりが楽になったら、日常生活で痛いと思う瞬間がなくなりますよね。それが最終的な目標でいいですか?」
その方は、「そう!それなんよ!」と言ってくれました。
自分が本当にやりたいことを、自分の言葉で言語化できた瞬間。
この瞬間があると、人は「やろう」と思える。
FIREFITNESSで提供できる価値を伝える
目標が決まったら、次はうちで何ができるかを伝えます。
その50代女性の場合、こう説明しました。
「股関節のモビリティ(可動域)を上げて、腰椎・脊柱のモビリティを上げて、全身の連動性(キネティックチェーン)を改善します。それに伴う筋力トレーニングで、体を支える力をつける。筋肉量が増えれば代謝も上がるので、ダイエット効果も見込めます」
専門用語を並べるんじゃなくて、やることと結果を順番に説明する。
「モビリティを上げる」だけじゃ伝わらない。
「可動域を上げて、動きが楽になります」まで言う。
その結果、その方は3ヶ月契約で入会されました。
1ヶ月半で、日常生活の痛みが改善した
その後、週1回のペースでトレーニングを続けてもらいました。
6回目のセッション、1ヶ月半が経った頃。
「最近、座敷で立ち上がる時に痛くないんよ!」
「方向転換も、前より楽になった!」
と報告してくれました。
体重はまだそんなに落ちてない。
でも、日常生活で痛いと思う瞬間が減った。
これが、その人にとっての「変化」です。
体重が5kg落ちることより、座敷で痛くないことの方が、その人にとっては価値がある。
だから、最初のカウンセリングで「本当に達成したいこと」を聞くのが大事なんです。
「半年や1年やらないとダメです」とは言わない理由
カウンセリング中に、絶対に言わないことがあります。
それは、「半年や1年など長いスパンでやらないと、あなたの目的は達成されません」。
これを言われた瞬間、「また失敗するかもしれない」が頭に浮かんで、一歩が踏み出せなくなる人が多いんです。
特に、これまで何度もダイエットに挑戦してきた人ほど、1年後の自分なんて想像できない。
だから僕は、こう伝えています。
「1ヶ月2ヶ月から始めてもらっても構いません。その場合、完璧に目標が達成できるとは言えませんが、こういった具体的な改善が見込める可能性はあります」
近いところから目線を置く。
1年後じゃなくて、1ヶ月後。
そうすると、お客様の表情が変わる。
「それなら、やってみようかな」になる。
卒業までの期間は、人によって全然違う
冒頭の質問に戻ります。
「何ヶ月くらい通えば卒業できますか?」
答えは、早い人で3ヶ月、長い人で2〜3年です。
でも、これは最初から決まってるわけじゃない。
その人が何を達成したいかで変わる。
体重を5kg落としたいだけなら、3〜6ヶ月で卒業できる。
でも、「二度とリバウンドしない体を作りたい」なら、1年以上かかることもある。
股関節の痛みを改善したいだけなら、1ヶ月半で効果が出ることもある。
でも、「旅行先でアクティビティを楽しめる体力をつけたい」なら、もっと時間がかかる。
だから、最初のカウンセリングで本当に達成したいことを聞く。
それが決まれば、「何ヶ月で卒業できるか」も自然と見えてくる。
体験に来る前に、ちょっとだけ考えてみてほしいこと
もしあなたが、パーソナルジムの体験を考えているなら、1つだけ考えてみてほしいことがあります。
「具体的に、何ができるようになったら嬉しいか?」
体重を5kg落とす、じゃなくて。
「入園式のスーツが入る」「階段で息切れしない」「肩こりがなくなる」。
日常のふとした瞬間で、「これができるようになったら嬉しい」を1つ見つけてみてください。
それが決まってると、体験当日のカウンセリングがスムーズに進みます。
そして、あなた自身が「それだ!」と納得できる目標が見つかりやすくなります。
「今さら運動しても…」と思ってる人ほど、ぜひ一度、体験に来てみてください。
最初の3つの質問で、「自分が本当にやりたいこと」が見えてくるかもしれません。

この記事を書いた人
岡田 雄磨
FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。
プロフィールを見る →
