【髪のパサつき・うねり】原因はタンパク質不足?美髪を作る食事と運動の関係
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【髪のパサつき・うねり】原因はタンパク質不足?美髪を作る食事と運動の関係

岡田 雄磨

岡田 雄磨

2025-01-2812分

「美容院でトリートメントしても、すぐにパサつく」その原因とは

「高いトリートメントを使っているのに、髪がパサつく」

「美容院でケアした直後はいいけど、1週間で元通り」

「年々、髪のハリ・コシがなくなってきた」

「うねりやクセが強くなってきた気がする」

こんな髪の悩みを抱えていませんか?

実は、これらの髪トラブルの多くは、外側からのケアだけでは根本的に解決できません。

なぜなら、髪は体の内側から作られるから。

健康な髪の女性

健康な髪の女性

私はFIREFITNESSのチーフトレーナーとして、500名以上のお客様をサポートしてきました。その中で、「ダイエット後に髪がパサパサになった」「体を整えたら髪質まで改善した」という声を多くいただいています。

今回は、髪の悩みを体の内側から改善するための、栄養と運動の関係についてお伝えします。

髪の毛は何からできている?

まず、髪の毛の成分を知っておきましょう。

髪の毛の成分構成:

ケラチン(タンパク質):約80〜85%

水分:約11〜13%

脂質:約1〜6%

メラニン色素:約3%

髪の毛の約8割はタンパク質(ケラチン)でできています。つまり、タンパク質が不足すると、髪の原材料が足りなくなるということ。どんなに外側からケアしても、材料がなければ健康な髪は作れません。

タンパク質不足が髪に与える影響

タンパク質が不足すると、髪にはどんな影響が出るのでしょうか?

タンパク質不足による髪のトラブル:

症状原因
パサつき・乾燥ケラチン不足で髪内部の水分保持力が低下
切れ毛・枝毛髪の強度が低下
うねり・クセの悪化髪の構造が不均一に
ハリ・コシの低下髪が細くなる
白髪の増加メラニン生成に必要な栄養不足
薄毛・抜け毛毛根への栄養供給不足

体はタンパク質が不足すると、生命維持に重要な臓器を優先して栄養を送ります。髪や爪、肌など「生命に直結しない部分」は後回しにされるため、真っ先に影響が出るのです。

あなたは大丈夫?タンパク質不足チェックリスト

以下の項目に当てはまるものはいくつありますか?

タンパク質不足のサイン:

□ 朝食を抜くことが多い

□ ダイエット中、または過去に極端な食事制限をした

□ 野菜中心で肉・魚をあまり食べない

□ 爪が割れやすい、二枚爪になる

□ 肌荒れしやすい

□ 疲れやすい、体力が落ちた

□ 筋肉が落ちてきた気がする

□ 傷の治りが遅い

□ 冷え性がひどい

□ 髪のボリュームが減った

3つ以上当てはまる方は、タンパク質不足の可能性があります。特にダイエット中の方は要注意。カロリーを減らす=タンパク質も減らすという間違いをしている方が非常に多いです。

食事とタンパク質

食事とタンパク質

美髪のために必要なタンパク質量とは

では、健康な髪を維持するために、どれくらいのタンパク質が必要なのでしょうか?

1日に必要なタンパク質量の目安:

対象必要量(体重1kgあたり)50kgの場合
一般的な成人0.8〜1.0g40〜50g
運動習慣がある方1.2〜1.5g60〜75g
筋トレをしている方1.5〜2.0g75〜100g

髪質改善を目指すなら、最低でも体重1kgあたり1.0gのタンパク質を摂取することをおすすめします。50kgの方なら、1日50g以上が目標です。

タンパク質50gの目安:

鶏むね肉(皮なし):約220g

卵:約8個

納豆:約6パック

豆腐(木綿):約750g

鮭:約250g

髪に良いタンパク質の摂り方

タンパク質を効率よく摂取するためのポイントをお伝えします。

ポイント1:毎食バランスよく摂る

1日の必要量を1食でまとめて摂っても、体は一度に吸収できる量に限界があります。

理想的な配分:

朝食:15〜20g

昼食:15〜20g

夕食:15〜20g

朝食でタンパク質を摂ることが特に重要です。睡眠中に体は修復・再生を行いますが、朝にはタンパク質が枯渇している状態。朝食でしっかり補給することで、髪や肌の修復をサポートできます。

ポイント2:動物性と植物性をバランスよく

動物性タンパク質(肉、魚、卵、乳製品)

アミノ酸スコアが高い(体内で効率よく利用される)

鉄分、亜鉛も同時に摂れる

髪に必要なビタミンB群も豊富

植物性タンパク質(大豆、豆類、穀物)

イソフラボンなど抗酸化成分が豊富

食物繊維も一緒に摂れる

脂質が少ない

理想は動物性:植物性 = 1:1。どちらかに偏らず、バランスよく摂取することで、様々な栄養素を効率的に補給できます。

ポイント3:髪に良い「タンパク質+α」の栄養素

タンパク質だけでなく、以下の栄養素も髪質改善には重要です。

栄養素役割多く含む食品
亜鉛ケラチン合成に必須牡蠣、牛肉、卵黄
鉄分毛根への酸素供給レバー、赤身肉、ほうれん草
ビタミンB群タンパク質代謝を促進豚肉、卵、納豆
ビタミンCコラーゲン合成、鉄の吸収促進柑橘類、パプリカ
ビタミンE頭皮の血行促進アーモンド、アボカド
オメガ3脂肪酸頭皮の健康維持青魚、くるみ

なぜ「運動」が髪質改善に効果的なのか

ここで、栄養だけでなく「運動」が髪質改善に重要な理由をお伝えします。

理由1:血流改善で栄養が毛根に届く

髪は毛根に血液を通じて栄養が届けられることで成長します。

いくら良い栄養を摂っても、血流が悪ければ毛根まで届きません。

運動は全身の血流を改善します。特に、筋トレは毛細血管を増やし、有酸素運動は血液の流れをスムーズにする効果があります。

理由2:成長ホルモンの分泌

成長ホルモンは、髪や肌の修復・再生に欠かせないホルモンです。

成長ホルモンが分泌されるタイミング:

筋トレ後

深い睡眠中

運動(特に筋トレ)を行うと、成長ホルモンの分泌が促進されます。また、運動による適度な疲労は、睡眠の質を高め、睡眠中の成長ホルモン分泌も増加させます。

理由3:ストレス軽減

ストレスは髪の大敵です。

ストレスが髪に与える悪影響:

血管収縮による血流低下

自律神経の乱れ

ホルモンバランスの崩れ

円形脱毛症のリスク増加

運動はストレスホルモン(コルチゾール)を低下させ、幸福ホルモン(セロトニン、エンドルフィン)を分泌させます。週2〜3回の運動習慣は、ストレスマネジメントに非常に効果的です。

理由4:タンパク質の効率的な利用

運動(特に筋トレ)を行うと、摂取したタンパク質が効率的に体内で利用されるようになります。

運動しない状態でタンパク質を多く摂っても、余剰分は脂肪に変わったり、排泄されてしまいます。

運動と組み合わせることで、タンパク質が筋肉や髪、肌の材料としてしっかり使われるようになります。

美髪のための運動メニュー

具体的にどんな運動が髪質改善に効果的なのでしょうか?

おすすめ1:スクワット

下半身の大きな筋肉を使うスクワットは、全身の血流を改善し、成長ホルモンの分泌を促進します。

正しいスクワットのポイント:

1

足は肩幅に開く

2

膝がつま先より前に出ないように

3

お尻を後ろに引くイメージ

4

10〜15回×3セット

おすすめ2:ウォーキング・軽いジョギング

有酸素運動は血流を改善し、頭皮への血液供給を促進します。

効果的な有酸素運動:

1日20〜30分

週3〜4回

会話ができる程度の強度

おすすめ3:ヨガ・ストレッチ

首や肩周りのストレッチは、頭皮への血流を直接改善します。

首・肩のストレッチ:

首を左右にゆっくり倒す(各20秒)

肩を上げ下げ(10回)

肩甲骨を回す(前後各10回)

デスクワークで肩や首が凝っている方は、血流が悪化して頭皮に栄養が届きにくくなっています。毎日のストレッチで血流を改善しましょう。

よくある質問

Q. プロテインを飲めば髪質は改善しますか?

A. プロテインはタンパク質を効率的に摂取できる手段の一つですが、それだけでは不十分です。タンパク質の吸収には亜鉛やビタミンB群が必要であり、血流を良くする運動も重要。プロテインは「補助」として活用し、食事と運動をベースにすることが大切です。

Q. どれくらいで効果を実感できますか?

A. 髪の毛は1ヶ月に約1cm伸びます。今日摂った栄養が髪として生えてくるまでには、2〜3ヶ月かかります。まずは3ヶ月、食事と運動を継続することで、新しく生えてくる髪の質の違いを実感できるでしょう。

Q. 運動が苦手なのですが...

A. 最初からハードな運動は必要ありません。1日10分のウォーキングや、週2回のストレッチから始めてみてください。大切なのは「続けること」です。パーソナルトレーニングでは、あなたの体力や目標に合わせた無理のないメニューを提案します。

まとめ:美髪は体の内側から作られる

髪のパサつき、うねり、切れ毛...これらのトラブルを根本から解決するためには、外側からのケアだけでなく、体の内側からのアプローチが欠かせません。

美髪のための3つのポイント:

1

タンパク質をしっかり摂る - 1日体重×1g以上を目標に

2

バランスの良い栄養 - 亜鉛、鉄分、ビタミンB群も意識

3

適度な運動 - 血流改善と成長ホルモン分泌のために

「髪のために運動する」という発想は新しいかもしれません。でも、髪も体の一部。体全体が健康になれば、髪も自然と美しくなります。

FIREFITNESSでは、見た目の美しさと体の健康を同時に叶えるトレーニングプログラムを提供しています。

「ダイエットしたいけど、髪がパサパサになるのは嫌」

「体を引き締めながら、肌や髪もキレイにしたい」

「美容と健康を両立させたい」

こんな方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの目標に合わせた、栄養指導と運動プログラムをご提案します。

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岡田 雄磨

この記事を書いた人

岡田 雄磨

FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。