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「もう何やってもダメじゃと思うんですけど」
先月、40代の女性がカウンセリングに来ました。デスクワークをしている方で、体脂肪率は35%。
開口一番、そう言ったんです。
聞けば、食事を抜くダイエット、痩身エステ、プロポーションアカデミー、カーブスみたいな低強度の運動、YouTube見ながらの筋トレ。全部試して、全部続かなかったという。
この言葉、月に3〜4回は聞いてます。
この記事でわかること
- 「何をやっても痩せない」人に最初に確認すること
- 3軸診断で見つかった「たった1箇所のズレ」の正体
- 意志力に頼らず環境を変えるアプローチ
- 「点」ではなく「線」で考えるダイエットの本質
全部やった。でも続かなかった
彼女が「全部やった」と言ったのは嘘じゃないんですよね。
食事を抜いて一時的に体重を落とす。エステで脂肪を揉み出す。カーブスで軽い運動。YouTubeで腹筋メニュー。
どれも間違いとは言いません。でも全部続かなかった。
「どうして続かなかったんですか?」と聞くと、「頑張ってるのに変わらないから」と。
そりゃそうなんですよね。原因がズレたまま頑張っても、変わらない。
僕は3軸診断をしました。姿勢、食事、継続の3つを順番に見ていきます。
頑張ってるのに変わらないのは、頑張るポイントがズレているだけ。
「食事は気をつけてます」の中身
カロミルで3日分の食事を記録してもらいました。
サマリーを見て、すぐにわかった。
タンパク質が少なくて、脂質が多い。朝食はあったりなかったり。
しかも彼女、こう言ったんです。
「我慢してたんですけど、職場でお土産のお菓子とか配られて。それ食べてるうちに、だんだんお菓子が増えていっちゃって」
これ、すごくよくあるパターンなんですよね。
我慢している間は耐えられる。でもきっかけがあると一気に崩れる。
体の中で言うと、ドーパミンっていう社長秘書みたいなやつが「甘いもの発注」を勝手にかけてくる。社長(脳)が疲れてると、その暴走を止められない。
職場でストレスを抱えながら、間食を我慢して、夜にドカ食い。これが典型的な悪循環です。
我慢は長続きしない。きっかけがあると一気に崩れるのが人間。
この「流通センター」の仕組み、もう少し詳しく知りたい方はこちら。
食事制限しても痩せないのはなぜ?
体を「流通センター」に例えると全部わかります
記事を読む →「全部ダメ」じゃなかった
「じゃあ何が悪かったんですか?」ってなりますよね。
ここで大事なことを言います。
3軸診断をしてきて、「3軸全部がダメ」という人はほとんどいません。
だいたい1〜2箇所に原因が集中してる。
「自分は何をやってもダメだ」と思って来る人が多いんですよね。でも実際に診ると「ここだけじゃん」ってことがほとんどです。
彼女の場合も、姿勢には大きな問題がなかった。
問題は「食事のパターン」と「間食の内容」だったんです。
そこだけ直せば流れが変わる。
3軸全部がダメな人はほとんどいない。原因は1〜2箇所に集中している。
間食をやめるんじゃなく、変える
僕は彼女に「間食をやめてください」とは言わなかった。
代わりに、こう提案しました。
「間食の内容を変えましょう。お菓子の代わりに、ギリシャヨーグルトとか高カカオチョコにしてみてください」
間食自体は悪くないんです。何を食べるかが大事。
それと、朝食を安定させること。朝食を抜いて夜にドカ食いするのは、体の自然な反応なんですよね。エネルギーが足りてないから。
だから朝に少し入れて、15〜16時にも間食を入れる。そうすると夜の暴走が収まります。
これが「戦わず、環境を変える」という考え方です。
意志力に頼らない。我慢させない。環境を設計して、行動が自然と変わるようにする。
間食をやめるのではなく、内容を変える。我慢しないから続く。
あなたの3軸、どこがズレてるか60分で点検できます。
2週間後、変に我慢しなくなった
2週間後。彼女はこう言いました。
「変に我慢することがなくなったから、続けられるようになったんよ」
体重もしっかり落ち始めていました。
今まで何をやっても動かなかった体重が、間食の内容を変えただけで動き出した。
そこから3ヶ月。骨格筋量の対体重比率が増えていって、体脂肪率が落ち始めました。
「痩せたね」の一言
彼女が一番嬉しかったのは、体重が5キロ落ちた時点で職場の人に「痩せたね」と言われた瞬間だったそうです。
あと、昔の服が履けるようになった時。
「体重計の数字より、そっちのほうが嬉しかったんよ」
そうなんですよね。変化って、数字よりも周りの反応や日常の感覚で実感するものなんです。
体重計の数字より、「痩せたね」の一言のほうが効く。
努力不足じゃない。方法の不一致
彼女は努力してなかったわけじゃありません。
食事を抜いた。エステに通った。カーブスに行った。全部お金も時間もかけてる。
でも変わらなかった。
なぜか。
努力不足じゃなくて、方法が合ってなかっただけ。
ジムで何をしてたかが問題じゃなかった。ジムの外、つまり残りの23時間の過ごし方にズレがあったんですよね。
「点」ではなく「線」を目指す
1日完璧に過ごすより、1週間の流れを整えるほうが大事です。
僕はこれを「点ではなく、線を目指す」と呼んでいます。
60点の日が7日続くほうが、100点の日が2日で終わるより、ずっといい。
だから「週3で来てください」とは言いません。むしろ週1から始める人が多いんですよね。
週1でも来てくれることで、残りの6日の生活意識が変わる。それが一番大きいんです。
60点の日が7日続くほうが、100点の日が2日で終わるより、ずっといい。
「全部」がダメなんじゃない
「何をやっても痩せない」
そう思っている人がいたら、考えてみてほしい。
本当に「全部」がダメなのか。
それとも「1箇所だけ」がズレているのか。
500名以上を見てきて思います。
ほとんどの人は、1〜2箇所直すだけで変わる。
「全部ダメ」じゃない。ズレてるのは、たぶん1箇所だけ。
60分の体験で、3軸診断であなたの「ズレ」を特定します。
どこがズレてるか、一度確認してみませんか?

この記事を書いた人
岡田 雄磨
FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。
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