Mr.JAPANの減量と一般のダイエットは何が違うのか|大会経験があるから言えること
ダイエット

Mr.JAPANの減量と一般のダイエットは何が違うのか|大会経験があるから言えること

岡田 雄磨
岡田 雄磨
2026-03-267分
気になるところだけ読めます

「大会前って何食べてるんですか?」

体験に来たお客様に、たまに聞かれます。

正直に答えると引かれるんですよね。大会3ヶ月前から減量を始めて、最後の1週間は水抜きもやった。カーボディプリートっていう、体から糖質を抜き切る作業もやった。

あの経験は一般の人には絶対にやらせません。

でも、あの経験があるから「ここまでは安全、ここからは危険」のラインが体感としてわかる。教科書では学べないことなんですよね。

🏆

この記事でわかること

  • Mr.JAPANの減量で実際にやったこと
  • 大会経験者が一般のお客様に「やらせない」こと
  • 大会メソッドから一般向けに使える3つの考え方
  • 「体重」ではなく「体組成」で見る理由

大会3ヶ月前から始めること

Mr.JAPANの準備は3ヶ月前から始めました。

1ヶ月目は食事の改善。低脂質・高タンパク・適切な炭水化物量に切り替える。

2ヶ月目から有酸素運動を追加。

3ヶ月目にHIITトレーニングを入れる。

ポイントは「段階的に負荷を上げる」こと。体にはホメオスタシスっていう、今の状態を維持しようとする仕組みがあるんです。一気に変えると体がびっくりして、代謝を落として抵抗してくる。

だから少しずつ。1ヶ月ごとに次の手を打つ。

一気に追い込むのではなく、体を慣らしながら段階的に。これが大会メソッドの核心。

最後の1週間は「実験」に近い

大会1週間前からは、正直言って「実験」に近い世界です。

水抜きを徐々に始める。同時にカーボディプリートで体内の糖質を抜き切る。3日前から様子を見ながらカーボアップ。

毎日体重計に乗るのが怖かったです。

あの経験があるから、「体重が気になって仕方ない」というお客様の気持ちはよくわかります。僕自身がそうだったから。

でもこれは、一般の人が真似する話じゃない。

大会前の極限を経験したから、「ここから先は危険」の感覚がわかる。

お客様に「やらせない」こと

僕が大会経験から学んで、一般のお客様には絶対にやらせないことがあります。

水抜き。 体の水分を意図的に減らすことで体重を落とす方法。大会前には使うけど、体に大きな負担がかかる。一般の人がやる理由はゼロです。

極端な糖質カット。 流通センターで言うと、ガソリンを止めるようなもの。確かにしばらくは在庫(脂肪)を燃やして動ける。でもセンター自体の動きが鈍くなる。配送(代謝)も遅くなる。だから長くは続かないんです。

短期間で一気に落とす。 週に0.5〜1kgが安全なペース。それ以上速いと筋肉が落ちる。筋肉が落ちたら焼却炉が小さくなる。焼却炉が小さくなったらリバウンドする。

「早く痩せたい」という気持ちはわかるんですよね。僕も大会前はそうだったから。

でも大会選手と違って、一般の人に「期限」はない。だったら安全に、確実に変えたほうがいい。

大会選手だった僕が言うから信じてほしい。極端な方法は続かないし、体を壊す。

あなたに合ったペースで、安全に体を変える方法を60分で設計します。

大会メソッドで「使える」考え方

じゃあ大会の経験から、一般の人にも使える考え方は何か。3つあります。

1つ目。タンパク質を固定する。

大会準備で最初に決めるのがタンパク質の量。これは減量中も絶対に減らさない。減らすのは糖質と脂質から。

流通センターで言えば、建築資材(タンパク質)を減らしたら建物(筋肉)の修理ができなくなる。焼却炉が壊れたら、脂肪は燃えない。

目安は体重×1g。体重60kgの人なら60g。鶏むね肉100gで約23g。つまり毎日250g以上食べないといけない。これ結構大変なんですよね。

2つ目。食事を「記録」する。

大会選手はPFCバランス(タンパク質・脂質・炭水化物)を毎日記録してる。

一般の方にそこまでは求めません。でもカロミルで3日間だけ記録してもらうと、大体の人が「え、こんなに脂質摂ってたの?」って驚く。

見える化するだけで行動が変わるんです。

3つ目。「体重」じゃなくて「体組成」で見る。

大会選手が見るのは体重じゃなくて、筋肉量と体脂肪率。

体重が同じでも、筋肉が増えて脂肪が減っていたら大成功なんですよね。逆に体重が落ちても、筋肉が落ちてたらそれは失敗。

うちでは体験の時に体組成計で計測して、「どこを変えるか」を一緒に見ます。

体重を落とすのではなく、筋肉を守りながら脂肪だけ落とす。これが大会メソッドの本質。

この「流通センター」の仕組み、もう少し詳しく知りたい方はこちら。

食事制限しても痩せないのはなぜ?

体を「流通センター」に例えると全部わかります

記事を読む →

消防士時代に学んだこと

僕は消防士を3年やっていました。

消防士時代のフィジカルトレーニングで「体を追い込むこと」は慣れていた。でもそれと「体を変えること」は全然違ったんですよね。

消防士の訓練は「今この瞬間を乗り切る体力」を作る。ダイエットは「日常を変えずに体質を変える」。根本的にアプローチが違う。

その経験もあって、僕はお客様に「追い込む」ことをしません。

「もっとやりたい」と思って帰ってもらうくらいがちょうどいいんです。初回で追い込みすぎると2回目が来ない。これは過去に失敗して学びました。

「もっとやりたい」で帰ってもらう。初回の50%が正解。

「教科書では学べないこと」がここにある

僕がお客様に提供できるのは、教科書の知識じゃないんですよね。

Mr.JAPANの準備で極限まで追い込んだ経験。消防士として体を酷使した経験。500名以上を指導してきた現場の感覚。

「ここまでは安全。ここからは危険」

このラインは、経験した人にしかわからない。

だから「本気で痩せたい」と思った時に、極端な方法に走る前に。一度、経験者の話を聞いてみてほしいんですよね。

安全ラインは、教科書じゃなくて経験でしかわからない。

60分の体験で、あなたに合った減量の「安全ライン」を一緒に設計します。

大会メソッドの「使える部分」だけを取り入れて、日常を壊さずに体を変える。

それがFIREFITNESSのやり方です。

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岡田 雄磨

この記事を書いた人

岡田 雄磨

FIREFITNESSトレーナー。お客様一人ひとりに寄り添った指導で、理想の体づくりをサポートします。

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